my favorite life

34歳で離婚、一人暮らしも10年以上となりました。ささやかな、でも、愛おしい日々のあれこれを自由に綴ってまいります。

【今日の幸せ】お花見散歩と、駅ピアノ

昨日の冷たい雨とは一転、今日は気持ちのいい天気です。

外出がままならない中、今日のお楽しみは「お花見散歩」。



見納めの桜に、癒されました。


そして、もう1つのお楽しみが、NHKBSの「駅ピアノ」。世界各国に設置された誰でも弾ける「駅ピアノ」にカメラを設置し、演奏 の様子と短いインタビューで構成されていて、姉妹番組として、「空港ピアノ」もあります。

様々な人が、思い思いの曲を自由に弾く姿がとても興味深く、それぞれの人生が垣間見られるような、素敵な番組です。

選曲のチョイスも、聴いていてホント楽しい!

(私も幼少期、ピアノを習いましたが、高校あたりから弾かなくなり、今では楽譜も読めません…駅にふらっと立ち寄った人が、ピアノを奏でる姿、憧れます。)


今日の舞台は「ロンドン」。

ブキが大好きという僅か8歳の男の子の、即興に脱帽!たまたま通りかかったプロのミュージシャンが加わったセッションは鳥肌ものでした。

そして、演奏後、その男の子が言うんです。「ビデオゲームよりピアノが大好き。ゲームは人に見せられないけど、ピアノは多くの人に聴かせられるし、ハッピーにできるから」と。

他にも、魅力的な人々が次々と。

市内在住の91歳の男性の言葉。「周りの皆に受け入れられて日々を重ねていく。同時に自分の演奏が人々に喜びをもたらす。祈りが通じた思いだ。ピアノのおかげで本当に幸せな人生だった。」

なんだか、心にふわっとさわやかな風が通り抜けた気がしました。

再放送含め不定期な番組ですが、興味を持たれた方、ぜひご覧ください。おススメです!

私を支えてくれるもの

今年は暖冬の影響で、桜の開花も早まりました。年末に手術をし、3週間ほど入院してしていた私にとって、今年の春は本当に待ち遠しいものでした。桜が咲く頃には日常が戻ってくると、信じて疑いませんでした。

私達を取り巻く状況は、大きく変わってしまったけど、近場のウォーキングで出会った美しい桜に、心が和みました。

もともと、空や自然が好きでしたが、改めて、心が欲しているのを感じました。


地方とはいえ、緊急事態宣言は他人事ではなく、いつ、どこで感染してもおかしくないところまで来ていると思わずにいられません。今のご時世、日本、ひいては世界は運命共同体で、地方だから安心、などという保証はどこにもないと…

会わないことが最大の防御であるため、友達や、離れた所に住む姉とも行き来を自粛していますが、そんな中、自然や過去の楽しかった思い出に支えられています。


毎週楽しみにしている山下達郎さんの「サンデーソングブック」。

今週は最近のライブ音源特集でした。

なんと、一昨年、友達と行ったライブ音源がOAされました。

友達の住む街へライブ&観光に行った楽しい思い出が蘇りました。

本当に楽しい時間は、その時はもちろん、その後も自分を支えてくれるものなんですね。

未来に目を向けるのももちろんいいけど、慈しむ過去があるのも幸せなことだと、しみじみ思いました。


不安と閉塞感が否めない状況ですが、自分でできることに目を向け、心と体を守っていこうと思います。

皆様もどうぞ、ご自愛ください。そして、一緒に今を乗り越えましょう。

読書で旅を楽しむ

久しぶりの投稿になりました。

天気予報どおり、昨夜から雪が降り出し、3月終わりというのに、この冬一番の積雪です。

コロナの影響で、不要不急の外出は控えつつも、近場のドライブやウォーキングで気分転換したかったので、今日の雪は残念。

でも、こんな日はお籠りと割り切って、「何をしてもいい日」と自分を甘やかす休日にしました。家事は昨日したし、これから年度末年度始めを皮切りに、仕事も忙しくなるので、こんなお休みも貴重。


お籠もりのお供第一弾は、読書。

もともと読書は大好きだったのに、ここ10年位、あまり読まなくなっていました。(年齢のせいもあり、細かい活字を追うのが疲れてしまい、読書より映画を観ることが多くなっています。)

でも、少し前にブロガーさんが読者記事をあげていて、読みたくなりました。


柴田よしき著

鉄道旅ミステリ1 夢より短い旅の果て


主人公は、女子大生の香澄。

とある大学の「鉄道旅同好会」会員として、香澄が辿った「鉄旅」を軸にストーリーが進む。

ミステリーは、入会に至る香澄の動機、旅先で出会う人の些細な、でも気になる行動など。いうならば人生ミステリー。


私は、鉄道には全く詳しくないけど、旅は好き。

著者の柴田さんが、あとがきでこんなことを書いておられます。

「(自分はいわゆる鉄子だけど)鉄道には興味がない、そんな皆様にも楽しんでいただけたらいいな、旅の空気を感じていただけたら幸せです」と。

まさに、私です。

鉄道のことはよくわからないけど、旅って素敵、車窓から眺める旅の風景、見てみたい、そんな気持ちになりました。

氷見線、乗りたいなぁ。

ちょうど昨年秋、富山に行った私。目的はライブだったので、あまり観光できなかったのですが、時間があればちょっと足を伸ばしたいところでした。

北アルプスと海とのコントラストの絶景、観てみたい!小説同様、早春がベスト。

来年、絶対行こうと決めました。


コロナ終息まで、長丁場になりそうですが、普段の生活って当たり前ではないのだなと、改めて感じました。

ちょっとした旅なら、いつでも行けると思っていたけど、それって、すごく貴重でありがたいこと。

昨年、病気が見つかった時も感じ、今年の目標は、「行きたいところに行き、会いたい人に会おう」だったのですが、しばらくは自粛。

遠出はできなくても、身近な春を感じながら、心を保っていこうと思います。