お気に入りの番組 小さな村の物語
お気に入りの番組に「小さな村の物語イタリア」があります。土曜日午後6時BS日テレ。
その名の通り、イタリアの小さな村を取り上げ、そこに暮らす人々の物語(だいたい2人)を、美しい景色と、心地よい音楽、そして落ち着いたナレーションと共に送る60分番組。
市井の人々の暮らしなのだけど、どの人にも「物語」があり、それぞれの人生哲学を持っていて、毎回引き込まれます。
主人公として取り上げられる村人はもちろん、その家族や友人もとても自然体で、「よく毎回、こんな素敵は番組が作れるものだなぁ」と。
そして、イタリアというところがまたグッド!
ごく普通の暮らしも、なんだかおしゃれ感が漂う。
唯一の欠点?は、再放送が多いこと。(見逃してしまった場合はそれもラッキーだけど、私は録画しているので。)毎回楽しみにしているだけに、再放送は残念なのだけど、クオリティの高さを思えば毎週作るのは難しいかもですね。
昨日の放送(第320話)は、リストランテ経営の男性と、退職後、生まれ育った村に戻り暮らし始めた翻訳家の男性2人の物語。
翻訳家男性の言葉。「村に戻ったのは隠れるためではなく、もっと上手に世界と繋がるためです。世界や人々と上手く距離を置くことで、さらに居心地良くいられます。」
なんて深い言葉。こんな生き方が理想です。