ミュージカル「ビューティフル」
昨日は、 友人の誘いで、ミュージカル「ビューティフル」を観に行きました。
キャロル・キングの半生を描き、ブロードウェイでロングランヒットした「ビューティフル」。平原綾香と水樹奈々のダブルキャストでの公演でしたが、平原綾香の公演をチョイス。
というか、友人は平原綾香のファンなので、あーや(ファン内ではそう呼ばれているそう)狙いでの参加。内容的にも良さそう、ということで私を誘ってくれました。
ミュージカルはあまり馴染みがないものの、
平原綾香の歌唱力には絶対的な信頼があったし、生のオーケストラで名曲の数々を聴けるのも楽しそう♫と行ったのですが…
想像していた以上に、ホント良かった!
キャロルキングの半生というと、とても長い物語のようですが、実際は、16歳で作曲家としてデビューしたキャロルの栄光(仕事)と挫折(私生活)、そして再生の物語です。人生の苦難の大波を30歳前に経験しているキャロル、すごすぎる…
沢山の人に薦めたいミュージカルですが、千秋楽を迎えたので、以下、感想を交えた内容を。(ネタバレ、ご注意くださいね)
ミュージカルは、カーネギーホールの初舞台に立ったキャロルの弾き語りから始まり、回想の形で物語が進みます。
そして、最後に、カーネギーホールの初舞台に戻るのですが、本番前の楽屋からキャロル(平原綾香)が舞台に向かい、幕が上がる瞬間、私達観客は、カーネギーホールの観客でした。平原綾香は間違いなくキャロルで、私達は、そんなキャロルを熱狂的に迎えるカーネギーホールの観客でした。
ミュージカルの醍醐味って、こういうことなんだ…と、総立ちの劇場で、夢中で拍手をしながら思いました。
平原綾香はもちろん、役者さん達も皆素晴らしく、60年代アメリカの華やかなショーも垣間見られ、すっかり引き込まれました。
残念ながら公演は終わってしまったけど、再演があればいいなと思わずにいられません。
皆さんにも是非勧めたい、お気に入りのミュージカルになりました。